航空自衛隊の救難任務に携わる隊員は、アクチャル・ミッション(実任務出動)のことを簡略化して、
アクチャル(アクチュアル)又はミッションといいます。
ここでは実際の任務出動の経験から学び取った事などを発信し、
日々救助活動に邁進されている皆様の一助にしていただきたいと思います。
元航空自衛隊メディックK
元航空自衛隊メディックKの実任務出動の記録
「ザ・アクチャル」
アクチャル09.<原子力潜水艦の火災事故>
貨物船火災SOS発信情報を受け現場に向かうと、 それは「黒い巨大な物体」の国籍不明潜水艦の事故であった!!?
アクチャル08.<水戸の水害・後編>
局地的な集中豪雨のため茨城県・栃木県にまたがる小貝川、那珂川が氾濫。 濁流は那珂川河口で 大洗沖から押し寄せる大波とぶつかり巨大な三角波を引き起こした。 その濁流の中にドラム缶筏に しがみついた遭難者を発見。うねりと激流の中、救難員の姿が一瞬視界から消える…
…二次災害か?…。
アクチャル07.<水戸の水害・前編>
茨城県・栃木県にまたがる小貝川、那珂川が氾濫し家屋の浸水や道路の冠水などで孤立した 被災者266名を救難ヘリコプターにより半日で救助した。
この被災者の救助数は当時航空救難団創設以来の最多記録となった。
アクチャル06.<小型ヘリコプター乗員の捜索>
小型ヘリコプターが消息を絶った。
原生林の中に機体が埋没している可能性が大きいとの情報を受け出動。
単調な走査視線の繰り返しは長時間におよんだ(昭和63年10月)
アクチャル05.<蛸採り名人の救助>
「早朝から一人でサバニ船に乗り蛸漁に出かけたまま戻らない。」
心配した家族からの捜索依頼を受け海上保安庁を通し出動。
日没と満潮時刻まで約20分・・・時間との闘いとなった。
アクチャル04.<日航ジャンボ機の墜落・後編>
墜落から一夜明け、再び現場に戻る。
アッパードアを開け視界に飛び込んできたのは
遭難現場の凄まじい惨状だった。
アクチャル03.<日航ジャンボ機の墜落・前編>
1985年8月12日18時56分、
日本航空123便が群馬県南西部の御巣鷹山の尾根に墜落した。
アクチャル02.<遭難者はサメに食べられたのでは!?>
「遭難者はサメに食べられたのでは!?」
座礁した漁船から乗組員5名の救助、その海域はサメの有数な生息海域であった。
(昭和5×年某月)
アクチャル01.<墜落セスナ機からの乗員2名の救出>
「樹林の中から何か光るものが一瞬見えた!!」
山中に墜落したセスナ機から2名の乗員を救助するに至った時の
捜索機搭乗員からの無線連絡の第一声であった…
(昭和6×年9月某日)
※この企画は、実際に起こった航空救難、災害派遣 事例を題材としておりますが、
登場する人物、地名、団体名などは架空のものであり、実在のものとは一切関係がありません。
「ザ・アクチャル」を読んで感じた事、疑問に思った事、K氏へ聞きたい事など、
皆様からのご意見をお待ちしております。
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