第50回 全国消防救助技術大会 東京・立川
全国各地の地区大会を突破した 救助隊員が
東京都立川市に集結
令和4年8月26日(金)、最高気温約31度、湿度約80%曇り というコンディションの中、東京都立川市において第50回全国消防救助技術大会(以下全国救助大会)が開催されました。
本大会は日本全国から選び抜かれた隊員たちが一堂に会し、日頃鍛えぬいた消防救助技術を披露するとともに、互いの知識・技術を競い学ぶことを通じて、複雑多様化する災害現場に即応できる高度な救助技術と強じんな体力・精神力を養い、研さんを図ることをもくてきとして年に一度開催されているものです。
東京では、2012年の41回大会以来、10年ぶりの開催となります。(救助大会パンフレットより)
訓練は立川市立飛特設会場で陸上の部が、そして東京消防庁第八消防方面訓練場において水上の部が行われ、頂点を目指しその卓越した消防技術を競いあいました。
安全確実性と所要時間を競いあう
全国救助大会で行う訓練は、陸上の部と水上の部に分かれており、それぞれの部に隊員ひとりひとりが基本的な技能を練磨する「基礎訓練」と、 隊員個人の技能とともに隊員間の連携を練磨する「連携訓練」、さらに使用する器材や訓練要領等を定めず出場隊員の創意工夫のもと訓練想定から救助方法までを披露する「技術訓練」があります。
陸上の部は7種目あります。ロープ渡過の基本的訓練の「ロープブリッジ渡過(基礎訓練)」、ビルや地下街などで煙に巻かれた人を救出するための訓練の「ほふく救出(連携訓練)」、 建物や河川の中州などに取り残された要救助者を隣の建物等から進入し救出することを想定した「ロープブリッジ救出(連携訓練)」、地下やマンホール等での災害を想定した「引揚救助(連携訓練)」、 災害現場の様々な障害を想定した「障害突破(連携訓練)」、災害建物への進入など消防活動には欠かせない訓練の「はしご登はん(基礎訓練)」、 器材を使わずに登はんする訓練の「ロープ応用登はん(基礎訓練)」があります。
静岡県 御殿場市・小山町広域行政組合消防本部
富山県 富山市消防局
愛知県 西尾市消防本部
島根県 出雲市消防本部
熊本県 天草広域連合消防本部
福島県 相馬地方広域市町村圏組合消防本部
道南地区 登別市消防本部
秋田県 大曲仙北広域市町村圏組合消防本部
福井県 若狭消防組合消防本部
東京都 東京消防庁
道央地区 札幌市消防局
埼玉県 越谷市消防局
山形県 最上広域市町村圏事務組合消防本部
福岡県 粕屋北部消防本部
石川県 加賀市消防本部
高知県 高知市消防局
山梨県 富士五湖広域行政事務組合富士五湖消防本部
沖縄県 うるま市消防本部
鳥取県 鳥取県西部広域行政管理組合消防局
福島県 相馬地方広域市町村圏組合消防本部
茨城県 那珂市消防本部
群馬県 利根沼田広域消防本部
東京都 東京消防庁
岐阜県 岐阜市消防本部
東京都 東京消防庁
埼玉県 児玉郡市広域消防本部
福島県 伊達地方消防組合消防本部
東京都 東京消防庁
山口県 柳井地区広域消防本部
新潟県 新潟市消防局
埼玉県 川口市消防局