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第23回 全国消防操法大会 東京

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去る2012年10月7日(日)。雨が激しく降り注ぐなか、東京臨海広域防災公園において「第23回全国消防操法大会」が執り行われた。2年に一度開催されるこの大会、今年は東京都江東区有明にて開催された。

全国操法大会は、それぞれの仕事のかたわら『地域の安心と安全を守る』という精神で、日夜活動に従事している消防団員が日頃の訓練成果を発揮し、消防操法技術の向上と士気高揚を図ることにより、地域防災体制の強化に役立てることを目的としている。

全国から選ばれた団員達が一同に集結し、その技を競いあうこの大会には、それぞれの団員を支える家族や地域の応援団も大勢詰めかけ、会場を盛り上げていた。

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消防操法大会の見どころは大きく3つにわけられる。

①まっすぐに伸びるホース
◎操法大会で使用されるホースは一本20m。それらを3本つなげて「一線」とし放水する。
◎ホースは一本7kg。それを抱えて約50m先を目指して猛ダッシュ。そしてホースを伸ばす。
◎ホースがねじれていたりすると水圧が低下し、消火に十分な放水ができません。ホースがねじれたり、絡まったりしないよう正確かつ素早 く伸ばしていかなくてはいけない。

②正確な放水
◎勢いよく放水される水の力に負けないようにしながら、筒先(ノズル)をしっかり操り、10メートル先の火点(標的)をとらえる。
◎どれだけ速く火点を倒すことができるかがポイント。

③徹底した確認作業
◎団員は常に一つ一つの動作について確認しながら動いている。火災現場ではあどんな危険が潜んでいるかわからない。いついかなる時も正確に作業することに努めなければならない。
◎放水が終わってもまだ終わりではない。活動に夢中になって、どこか負傷していないかなど確認し、報告する。
◎素早く正確な確認作業がポイント。

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午後からは、激しく降っていた雨もやみ、晴れやかな太陽が顔を出しだ。全国から結集した団員たちは、日頃の練習の成果をいかんなく発揮し、競技に集中していた。この競技はチーム全体の規律・節度・士気なども審査の対象となるため、チームワークがとても重要になる。毎日の仕事のあと、この訓練を幾度と無く繰り返し練習しているのかと思うとその厳しさが彼らの集中力と表情からくみとることができる。頭の上から足のつま先、そして手の指先に至るまでその神経は張り巡らされ、競技に挑む。彼らのそんな後ろ姿に感動を覚えた。

私たちはこれからもこのような彼らをより機能性のある被服や装備品を提供することによりサポートしていきたい。

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競技が終わったあと、消防団による技術訓練が披露された。救助隊員のような動きと本番さながらの訓練に、会場は釘付けとなった。数少ない装備品を駆使して、なんとか救助者を救おうという訓練に、消防団員がここまでしてくれるのであれば、地域住民も安心できるのではないかと取材班も一市民として思った。

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