赤城工業株式会社 特殊装備品 キャスバン アイスハーネス
 
 
 

制動式潜降ブイ「IBAP(イバピー)」制動式潜降ブイ イバピー

瞬時に潜水活動が可能な新型制動式潜降ブイ

制動式潜降ブイ イバピー制動式潜降ブイ イバピー

潜降ブイ設置までの時間を大幅に短縮した、潜降ブイの決定版

遺留品の捜索など、潜水をともなう活動に使用される潜降ブイは ダイバーにとってなくてはならない必需品です。
しかし市販されているものは種類が少なく高額なことから、 実際には現場の隊員が工夫をこらして手作りしているのが現状です。
身の回りにある資機材(ロープ、ブイ、錘、竿等)を使い、活動現場で手作りの潜降ブイを設置するのです。
潜降ブイを設置するまでの所要時間はおよそ10~20分かかります。
しかもその間に潮流や水位は刻々と変化し、 その都度ロープの余長を調整するなどしていると実際に潜水活動を実施するまでに
30~40分以上かかることもあるのです。 (下部「従来の潜降ブイ設置までの流れ」を参照してください)

以上の現状を打破するために考案されたのが、制動式潜降ブイ「IBAP(イバピー)」です。
錘のついたロープがリールに巻き付けられているこの製品は、リール自体に浮力が生じるため、 そのまま水中に入れるだけで使用できます。
水面に残されたリールは回転し錘をつけたロープは水中へと沈みます。
ロープ先端の錘が水底に着地すれば、リールの回転は自然に止まります。
あらかじめロープにマークされた色分の目印を確認し水深を測ります。 

■従来の潜降ブイ設置までの流れ

従来の潜降ブイは検索地点の測深に時間がかかるうえ、潮流や風の影響を受けやすいため、投下地点から位置がずれてしまう。
また設置地点の移動に時間と体力を要する。

制動式潜降ブイ イバピー

■制動式潜降ブイ「IBAP(イバピー)」の大きな特徴

①位置が移動しない(水深の増水に対応) 

Q、なぜ、錘が着底したあと動かないのか?
A、浮力体(浮輪)の中心とロープの回転軸をずらしているため。(皆が気づかなかった単純な物理の原理
装置の回転軸は、ロープの巻取りリールの軸となり(下図A)、浮力体の中心をその回転軸からずらす(下図B)ことにより、
回転に逆らう力(抵抗力)が生じる。 回転する力は錘が着底した時点でなくなり、浮力とつりあう張力のみとなるので位置が固定する。

制動式潜降ブイ イバピー制動式潜降ブイ イバピー

②水深が容易に読み取れる

Q、水深はどのようにして測れるのか?
A、ロープの色分けが目じるしとなる
測深ロープの1メートルごとに「赤→黄→青→緑→黒」の順番で、50センチ長さの色分け(下図A)が施されている。
一巡(5メートル地点)した後に、さらに一巡(10メートル地点)まで赤い太線で印(下図B)がつけられ、 その本数は一巡ごとに増えていく。 錘が着底すると、ロープは緩むことなく自動的に回転を止めるため、 間近のロープの色を見ると深度がわかる。

制動式潜降ブイ イバピー

③位置が視認しやすい

Q、なぜ投下位置が見やすいのか?
A、本体のオレンジ色と反射テープ、さらに視認ポールに取り付けられた国際信号旗により視認性を高めている
本体がオレンジ色で構成されていることと反射テープが施されているため視認しやすく、また視認ポールにとりつけた国際信号旗により、
多少波に本体が隠れても、信号旗が視認の補助をする。

制動式潜降ブイ イバピー
制動式潜降ブイ イバピー

【お取扱い上のご注意】
1. この製品は水深の増水(満潮時)のみ対応し、 干潮時には対応しておりません。
また、水深の計測が終りましたら速かに回収し てください(現場に放置しないでください)。
2. この製品は救助資機材ではありません。
3. モーター等の動力は搭載しておりませんので、 ロープの巻取り、回収等は手動でおこなってください。

◎制動式潜降ブイ「IBAP(イバピー)」 仕様
寸法:本体/直径390mm×横幅約330mm 旗/高さ約1530mm(支柱部分) 測深ロープ長さ/20m強
素材:インナー/ポリエステル
総重量:約4.5kg
材質:浮力材/耐油性ポリエチレン独立発泡体 表面素材/ポリエステルPVCコーティング帆布

まとめ買いまたは 公費でのご購入をご検討の際は、納期、価格等ご相談に応じられます。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
TEL:03-3649-6966/FAX:03-3649-6967(平日9:30~17:30)

※製品の仕様は予告なく変更されることがありますのでご了承願います。

 
 
 
 
 
 
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