第54回 全国消防救助技術大会 新潟県・新潟市
全国各地の地区大会を突破した 救助隊員が新潟に集結
令和8年8月22日(土)。朝早くからよく晴れたこの日、第54回全国消防救助技術大会(以下全国救助大会)が開催されました。陸上の部は鳥屋野潟南西部臨時駐車場にて、水上の部は西海岸公園市営プールにてそれぞれ訓練が行われました。
全国47都道府県の地区大会を突破した精鋭達が一同に集結し頂点を目指すこの大会。卓越した消防技術を競いあいます。
会場に入る隊員達の表情にはこれから行う訓練へ向けほどよい緊張感を浮かべていました。



安全確実性と所要時間を競いあう
全国救助大会で行う訓練は、陸上の部と水上の部に分かれており、それぞれの部に隊員ひとりひとりが基本的な技能を練磨する「基礎訓練」と、 隊員個人の技能とともに隊員間の連携を練磨する「連携訓練」、さらに使用する器材や訓練要領等を定めず出場隊員の創意工夫のもと訓練想定から救助方法までを披露する「技術訓練」があります。
陸上の部は7種目あります。ロープ渡過の基本的訓練の「ロープブリッジ渡過(基礎訓練)」、ビルや地下街などで煙に巻かれた人を救出するための訓練の「ほふく救出(連携訓練)」、 建物や河川の中州などに取り残された要救助者を隣の建物等から進入し救出することを想定した「ロープブリッジ救出(連携訓練)」、地下やマンホール等での災害を想定した「引揚救助(連携訓練)」、 災害現場の様々な障害を想定した「障害突破(連携訓練)」、災害建物への進入など消防活動には欠かせない訓練の「はしご登はん(基礎訓練)」、 器材を使わずに登はんする訓練の「ロープ応用登はん(基礎訓練)」があります。
【引揚救助】
空気呼吸器を装着した隊員2人が高さ7メートルの訓練塔からロープを使って降り、要救助者を検索します。発見した要救助者を抱えて塔下に運び、塔上にいる隊員2人がロープを引いて救助します。

高知県・香南市消防本部

新潟県・新潟市消防局

福井県・福井市消防局

愛知県・知多中部広域事務組合消防本部

広島県・福山地区消防組合消防局

秋田県・秋田市消防本部

愛知県・豊田市消防本部

新潟県・上越市消防局

北海道・札幌市消防局

埼玉県・比企広域消防本部
【ロープ応用登はん】
隊員2人が協力し、塔の上から下ろされたロープを活用して15メートル登る訓練です。



【ロープブリッジ渡過】
B塔とC塔の間(20メートル)に張られたロープを、往路はセーラー渡過により、復路はモンキー渡過により渡過する基本的な訓練です。



【ほふく救出】
隊員1人が空気呼吸器を着装して長さ8mの煙道を検索し、要救助者を屋外へ救出した後、2人で安全地点まで搬送します。ビルや地下街などで煙に巻かれた人を救出するための訓練です。

埼玉県・埼玉西部消防局

大阪府・豊中市消防局

福岡県・粕屋南部消防組合消防本部

島根県・雲南消防本部

三重県・松坂地区広域消防組合消防本部

香川県・大川広域消防本部

熊本県・天草広域連合消防本部

茨城県・那珂市消防本部

岐阜県・恵那市消防本部




奈良県・奈良県広域消防組合消防本部

岡山県・井原地区消防組合消防本部
宮崎県・西臼杵広域行政事務組合消防本部

徳島県・徳島市消防局

鳥取県・鳥取県東部広域行政管理組合消防局

静岡県・静岡市消防局

北海道・遠軽地区広域組合消防本部

千葉県・印西地区消防組合消防本部

福井県・敦賀美方消防組合

愛知県・知多南部消防組合消防本部

山梨県・富士五湖広域行政事務組合富士五湖消防本部

鹿児島県・伊佐湧水消防組合消防本部


【ロープブリッジ救出】
B塔とC塔の間(20メートル)に張られたロープを隊員2人が渡って要救助者にロープを付け、もう1人の隊員がロープを引いて救助します。


【障害突破】
隊員が協力して5つの障害(1.塀を乗り越える、2.梯子を登る、3.ロープを張って渡る、4.ロープを使って降りる、5.空気呼吸器を着装し、狭く暗い煙道を通過する)訓練です。

新潟県・新潟市消防局

神奈川県・横浜市消防局
広島県・尾道市消防局

北海道・苫小牧市消防本部

熊本県・有明広域行政事務組合消防本部

埼玉県・さいたま市消防局
【技術訓練】









【閉会式】






