TOPページ > 消防・警察レポート > 2010年警視庁年頭部隊出動訓練











平成22年1月8日(金)午前5時の夜明け前。極寒の暗闇の中、ライトに照らされながらその勇姿たちが姿を現した。7時からスタートする本番にそなえ行進する中に防弾プレートの『POLICE』の文字が浮かびあがり、その存在をアピールしていた。

午前7時20分早朝。予定通り警視庁年頭部隊出動訓練が執り行われた。訓練は、かつて陸上自衛隊が観閲式を行ってきた、明治神宮外苑前にある絵画館前で実施された。



総勢約2700名の警察官と車両140台を迎えようとする絵画館前は、厳粛な雰囲気につつまれた。警視庁幹部が見守る中、総指揮官が入場し、人員報告を行ったのち、警視総監を乗せたオープンカーが臨場。訓練開始報告がおこなわれ、国旗が掲揚され国歌が斉唱された。
警視総監はこれから行進が行われる各部隊を査閲するのだ。



まもなく訓練開始が宣言され開始。まずは徒歩部隊が姿を現した。
徒歩部隊は第一機動隊〜第九機動隊にはじまり、特科車両隊と続く。



国家小隊が通過した後、機動隊女性警察官部隊がつづいた。
機動隊というと男性の仕事を想像してしまうが、近年、女性機動隊の数も増えている。凛とした姿が印象的だった。
そして、総理大臣官邸警備隊が行進。2002年に創設されたこの部隊は、警視庁警備部警護課に編成されており、首都圏ならではの部隊である。一般に知られるSPとは異なり対人警護は行わない。




その後、本部制服部隊、警察学校部隊、警察署部隊の第一・二・三・六・七方面警察署部隊、第四・五・八・九・六方面警察署部隊、女性警察官部隊、鉄道警察隊、機動警察通信隊が行進した。




次につづいたのが、特科部隊。先頭は警察犬隊だ。賢そうな顔をした犬たちは、従順に訓練者と同じ速度で行進していた。吠えたりウロウロしたりする犬は一頭もなく、訓練の行き届いた犬たちだった。さすが警察犬である。
そして警視庁音楽隊カラーガードと警視庁鼓笛隊、騎馬隊と華やかな部隊がつづく。



そして最後に車両部隊の行進である。先頭は交通機動部隊、女性警察官部隊、白バイ部隊、自動車整備部隊、公安機動捜査部隊、機動隊警備用車両部隊とつづく。
これだけの車両群が揃うのは、年頭部隊訓練ならでは。迫力ある車両部隊であった。



査察を終えた警視総監は、全部隊を前に「本日の訓練で示した漲る気迫と一糸乱れぬ団結をもって、様々な治安課題に敢然と立ち向かい、頼もしい警視庁の体現と“安心・安全な街東京”の実現を図ることによって、都民・国民の期待と信頼に応えられたい」という内容の訓示を行った。
その後、警視庁唱歌の合唱を行い、国旗が降納された。
警察官たちの一糸乱れぬ団結力と気迫に圧倒された素晴らしい、訓練を見ることができた。この方達のおかげで、私達の安全な暮らしが守られているのだと痛感した。
警視総監の訓示を受ける姿と国旗を見つめるまなざしに、警察官たちの熱い思いを感じた。
また来年、この頼もしい精鋭達の姿に会えることを楽しみにしたい。